1996-04-17 第136回国会 衆議院 法務委員会 第7号
検査は、搬出された米が本船船側に運ばれるときに、または本船船側に近い適切な場所で検査を実施しています。検査の内容は、産地、銘柄、品質、包装等、これは毎個検査、一袋一袋穀刺しで検定をしております。さらに、重量につきましても、任意に抽出した一〇%を基準に各袋の重量を検定しております。
検査は、搬出された米が本船船側に運ばれるときに、または本船船側に近い適切な場所で検査を実施しています。検査の内容は、産地、銘柄、品質、包装等、これは毎個検査、一袋一袋穀刺しで検定をしております。さらに、重量につきましても、任意に抽出した一〇%を基準に各袋の重量を検定しております。
また先ほど申しました通り、外国食糧につきまして、当初は積地で検査をいたしておりましたので、積地で検査いたしました外国食糧は、日本に入って参りました輸入港の本船船側で引き渡しを受ける方式をとっておったのであります。
なおまた、当時外国食糧の輸入につきましては、積地の検査基準により、輸入港において本船船側で引き受けをする方式をとっておりましたので、その後の輸入港業務につきましては、輸入商社との間に別に契約を結んで、これを行わせておったのでございますが、政府から取扱い商社に支払いました金額と、商社から実際のこの運送人に支払いました金額との間に相当の開きがございましたことにより、これまた御指摘を受けましたことは遺憾に
この点についてのさらにつつ込んだ御意見をお伺いしたいのと、それから本船船側渡しという今の制度、これは歴史的にいろいろの経過があるということもよく承知いたしております。しかし今もお話あつたように、本来ならばこれは倉庫渡しということがほんとうであろうと思う。そうでなければ輸入港の本船船側渡しでなくて、船底渡しといいますか、船内渡しが一般の取引の習慣ではないかと思う。
○岡村説明員 買付契約とあと輸入商社に義務づけております委託運送の関係でございますが、買付契約は御承知のように輸入港本船船側渡しということにいたしておりますのは、輸入港は御承知の通りメイン・ポートだけでも八港、その他小さいものを加えますと相当数ございます。
○岡村説明員 率直に申し上げますと、ただいまの買付契約によりますと、本船船側渡しという言葉を使つております以上は、一応本船船側で所有権が食糧庁に移転するというふうに考えられるのでございますが、ただいまのお話がございますように、本船船側渡しという言葉を実際には私どもの考え方と違つて使つております関係上、この点は不明確でございますが、やはり倉庫に入れてもらつてから所有権が移転するということに考えておるわけでございます
○多賀谷委員 実態はよくわからないのですけれども、一応お話を聞いて判断しますと、最初は本船船側で買付をやつておつた。そうすると船から倉庫まで持つて行くのは附帯契約でやつておる。今度は一本で産地買付から倉庫まで、そして倉庫渡しで下請に出す。
○長尾説明員 今度の方が不明確になつておるということですが、従来の本船船側で一応区切りますことは、本船船側では実は数量なり品質の確認はできないわけです。やはり沖から持つて参りましても、倉庫へつけませんと、数量の確認とか品質の確認ができないわけです。それを従来は一応本船船側ということで買う契約をしまして、実際の数量確認はここでやつておつたわけです。それは実際に沿わないわけです。
○長尾説明員 本船船側から倉まで持つて帰るのに……。
食糧庁とのイタリア米についての契約は、本船船側渡しまでの価格を見積つて、食糧庁の公示に基いて一応入札をいたしまして、決定になりました外貨をもらいまして先方に信用状を開きます、信用状を開きますと、イタリア側におけるシッパーは、イタリア側における米の国家機関がございまして、エンテ・ナシヨナル・リシという機関からもみの払下げを受けまして、受けてすぐそれを各精米所に持つて行つて精米しまして、それから与えられた
○前谷説明員 いや、これは輸入港におきます本船船側渡しで、輸入業者から買うわけであります。ただ個々の品質の問題でありますが、これについては、たとえばビルマ米でありますと、ビルマ政府の検定いたしました検定証をもつてその品質の内容とする、つまり発地における相手国の検定証あるいは発地における国際的な輸入機関の検定証、こういう形になつております。この問題が今御指摘の問題であろうと思います。